開催概要

公共交通トリセツ編集会議では、メンバーの土井勉が著書「ガチャコン電車血風録」を出版したことを記念し、読者の方との交流を深めるべく、近江鉄道の電車を借り切った記念会を開催します。多くの方のご参加をお待ちしております。
- 開催日時 2025年5月18日(日) 近江鉄道米原駅 12:30集合
- 参加費 3,000円
- 定員 50名(先着順)
- プログラム
- 米原発12:50→多賀大社前着13:20
- 【多賀大社前停車中車内でセミナー】
- 多賀大社前発15:10→米原着15:42
- 登壇者
- 土井勉 ガチャコン電車血風録著者(一社)グローカル交流推進機構理事長
- 板谷和也 流通経済大学教授
- 近藤陽介 金沢市交通政策監
- 山本享志 東近江市役所 ほか
- 主催:公共交通トリセツ編集会議(事務局 合同会社萬創社)
- 注意事項
- 雨天決行。ただし、荒天が見込まれる場合など、中止の場合は前日17時に連絡します。
申し込み方法
Peatixでお申し込みください(参加費のお支払いもPeatixで行います)
開催趣旨
滋賀県東部に位置する路線延長60kmの近江鉄道は、20年以上赤字が続き2016年に、遂に民間企業として鉄道事業の継続は困難だとギブアップ宣言を行い、滋賀県をはじめ沿線の10市町に支援を要請しました。これを契機に沿線自治体・県・鉄道事業者を中心に近江鉄道に関する存廃の議論が行われることになりました。ここで行われた議論の展開や多くの意見などは近江鉄道だけでなく、我が国の多くの地域で現在行われているローカル線の存廃問題でも参考にできることが少なくありません。
近江鉄道の議論の紆余曲折と、それを乗り越えて関係者が共に同じ方向を向くことで、2024年4月1日に公設民営型の上下分離にたどり着くことができたのを取りまとめ、同時に、広く公共交通の再生を考えている人たちに参考になるように書いたものが「ガチャコン電車血風録」です。対象読者として想定したのは、中学生・高校生だけでなく、自治体や公共交通事業者、NPOなど地域のまちづくりに関心がある人たちであり、大人も若者も手にとっていただければと考えています。
この 「ガチャコン電車血風録」の出版を記念して、「公共交通トリセツ」では、現地で実際に近江鉄道に乗車をして、車窓からの沿線風景を愉しむとともに、読者の皆さんの交流会、作者や関係者との意見交流会など様々なアトラクションを行いたいと考えています。